バレットジャーナルを運用していて、こんな不便を感じたことはありませんか?
- keyを確認するのに巻頭に戻るのがちょっと面倒…。
- インデックスやページ番号の記入が面倒…。
- カスタムコレクションの位置がバラバラになるのが気になる…。
- ノート1冊を持ち歩くと、かさばってしまう…。
こんな不便を感じていたなら、バレットジャーナルをシステム手帳化することで、あっという間に不便さを解消できます。
この記事では、バレットジャーナルをシステム手帳にするメリットをご紹介していきます。
この記事は、こんな方におすすめです!
- バレットジャーナルに少し不便を感じている
- 1冊のノートを持ち歩くのはかさばる
- バレットジャーナルをもっと便利に使いやすくしたい
バレットジャーナルをシステム手帳で運用するメリット!
私自身もシステム手帳でバレットジャーナルを使っているのですが、「ノートで運用していたら、続かなかっただろうな…」と感じるほどに、バレットジャーナルのシステム手帳化はメリットが多いと感じます。
もしあなたが、ノートでのバレットジャーナルに不便を感じていたら、ぜひシステム手帳化を試してみてほしいな、と思います。(それほどおすすめです!)
keyが可動式になるから確認がラク!
バレットジャーナルを始めたばかりの頃に感じる不便といえば、「key(記号)の確認」です。
タスクや完了といった、よく記入するkey(記号)はすぐに書けるけれど、たまに使うkeyだと
「あれ?どの記号をつかうんだったっけ?」となってしまうことも。
そのたびに、ノートの巻頭のkeyのページに戻って確認する…。
この作業がちょっと面倒に感じてしまうことがあります。
システム手帳ならページの差し替えができるので、keyのページも自由に移動可能。
バレットジャーナルの記入になれるまでは、デイリーログなどの先頭やその日に使うページの隣にkeyページを移動させて、keyの確認をしながらタスクを記入することができます。
小さなことではありますが、毎日の記入でストレスを感じることがなくなり、バレットジャーナルの挫折を防ぐことができますよ。
特におすすめなのは、リフィルよりも小さめのサイズ(名刺サイズの用紙など)にkeyを書き出す方法です。
リングを通す穴をあけ、穴のサイドに切り込みを入れておけば、リングを開けなくても、脱着可能になります。
key一覧ページを使いやすい位置に移動させて、確認をしながらバレットジャーナルの記入をしましょう!
インデックスページ・ページ番号の記入が不要になる
バレットジャーナルでちょっと面倒に感じるのが、インデックスページの記入と各ページへの番号の記入です。
1冊のノートで予定・タスク・思考をすべて管理、確認をするために必要な工程ではありますが、毎回となるとちょっと面倒なんですよね。
システム手帳なら、ページ番号もインデックスへの記入も省くことができます!
システム手帳用のインデックスリフィルを使って、コレクション(各項目)を分けてしまえば、インデックスページ・ページ番号は不要です。
フューチャーログ・マンスリーページ・デイリーページへの移動もスピーディーになります。
カスタムコレクションの位置が自由に変えられる!
バレットジャーナルをノートで運用していると、カスタムコレクションがあちこちに分散されてしまうことがあります。
公式の方法では、分散してしまうカスタムコレクションをひもづけるために「スレッド処理」を使いますが、それでもページが分散してしまうことに変わりはありません。
システム手帳ならリフィルを好きな位置に足すことができ、位置の移動も可能なので、カスタムコレクションに直接ページを足していくことができます。
「前に書いた〇〇リストの続きが書きたいけれど、何ページも離れてしまう…」という不便さも、一発で解消されます。
必要なページだけを持ち歩ける!
バレットジャーナルの不便あるある、といえば「持ち歩き」に関する悩みがあります。
すべての情報を1冊にまとめられる便利さもありますが、その反面、すべての情報を持ち歩く必要があるのはちょっと心配だったり、荷物がかさばってしまうという不便さも発生してしまいます。
「フューチャーログやマンスリーログ、デイリーログだけ持ち歩きたいんだけどな…」と感じたことがあるならば、ページの差し替え可能なシステム手帳での運用がおすすめです。
システム手帳でバレットジャーナルを運用していれば、持ち歩きが必要な時に、別のシステム手帳に必要なコレクションを移し替えるだけでOKです。
元に戻すのも簡単ですよ。
バレットジャーナルの引っ越しや書き直しがラクになる!
バレットジャーナルをノートで運用すると、ノートを使い切るころに「お引越し作業」が必要になります。
keyやインデクスページはもちろん、2冊目のバレットジャーナルを始める時期をスタートにしたフューチャーログの作成も必要です。
システム手帳はページの入れ替えが自由にできるので、バレットジャーナルの引っ越し作業は不要になります。
システム手帳のリング経によって挟めるページの枚数は違ってきますが、ページは自由に追加できますし、手帳がパンパンになってきたら不要なページを保管用のバインダーに移すだけでOKです。
「12ヵ月間のフューチャーログ・マンスリーログはそのままにして、デイリーログだけ3ヵ月分挟んでおく」など、自由にカスタマイズできるのも便利ですよ。
また、ノートで記入に失敗したり大幅に間違えてしまったりすると、別の用紙を間違えた上に貼って修正をすることになってしまい、見た目が残念な結果になってしまいます。
その点、システム手帳なら新しいリフィルに記入しなおして差し替えることができるので、見た目がきれいに保たれるメリットもありますよ。
ログやコレクションの分冊、合冊が簡単にできる!
システム手帳でバレットジャーナルを運用すると、過去に書いたログやコレクションと新しく作成したログやコレクションを繋げて保管することもできます。
例えば、読んだ本のブックリストをまとめて保管したり、これから読みたい本のブックリストページだけを持ち歩き用のシステム手帳にまとめてセットしたりと自由自在です。
年をまたいでも合わせて保管しておきたいログやリストには、とても便利ですよ。
分冊、合冊が自由にできるのも、システム手帳運用ならではのメリットです。
好みの用紙、目的に合った用紙を選べる・使える!
バレットジャーナルを使っている間に起こる不便さのひとつとして、「使いたいペンとノートの紙質が合わない」という問題もあります。
あらかじめ使いたいペンが決まっていて、そのペンに合う紙質のノートを発見できれば良いのですが、バレットジャーナルを続けているうちに使いたくなるペンもありますよね。
「新しいペンを使って書いてみたら、インクがページの裏側にクッキリ…。」なんて事態が発生すると、せっかく続けてきたバレットジャーナル熱も冷めてしまいそうになります。
システム手帳はサイズが同じであれば、好きなリフィルを自由に入れ替えできるので、厚手のリフィルに変更したり、超厚口のリフィルを足したりすることも可能です。
例えば「万年筆で書きたくなったら、万年筆と相性の良いリフィルに変更する」など、使いたいペンに合わせて用紙を替えることも簡単にでき、もっとバレットジャーナルを楽しむことができます。
実際に私は、万年筆で記入するために、万年筆のインクが裏抜けしにくいリフィルに変えました。
毎日記入するバレットジャーナルが、好きなペンとインクを使うことでますます楽しくなっています!
好きなタイミングで表紙を変えられる!
システム手帳の良い点は、サイズが同じであれば別のシステム手帳にもリフィルを入れ替えられる点です。
バレットジャーナルをノートで運用していると、1冊使い終わるまで表紙の変更ができません。
システム手帳なら雰囲気を変えたい!と思ったときに、別のシステム手帳に入れ替えることで雰囲気を変えることができます。
システム手帳の重さや、リング径、色など、要望に合わせて簡単に入れ替えができるので、
- バレットジャーナルの持ち歩きに合わせたシステム手帳
- 収納枚数に合わせたリング経のシステム手帳
- その時の気分にあった色のシステム手帳
など、好みや用途によって中身はそのまま外見だけをチェンジでき、バレットジャーナルの便利さも楽しさも増していきます。
バレットジャーナルのシステム手帳運用、デメリットは?
バレットジャーナルをシステム手帳化するメリットをご紹介してきましたが、ここでは「バレットジャーナルのシステム手帳化のデメリット」についてもご紹介しておきますね。
私がシステム手帳でバレットジャーナルを運用していて感じたデメリットを上げると
- ノートとペンだけよりもコストがかかる場合がある
- 保存用のバインダーが必要になる
という2点だけでした。
システム手帳化のコストについて
私はもともとシステム手帳を使っていたので、バレットジャーナルのためにシステム手帳を新しく購入する必要はありませんでした。
初めてシステム手帳を購入するとなると、システム手帳本体+リフィル+インデックスリフィルのコストが発生します。
最近では100均でも手帳本体やリフィル、インデックスリフィルまでもが販売されているので、こだわらなければコストは大幅に抑えられます。
保存用のバインダーについて
バレットジャーナルをシステム手帳化するにあたって必要になるのが、保存用のバインダーです。
(バインダーを用意しなくても、リフィルを袋に入れておくなどして保存することもできます。)
保存用のバインダーも、100均で販売されている物を利用できます。
私も100均(セリア)で購入したバイブルサイズのバインダーを保存用バインダーとして利用中です。
セリアでは、バイブルサイズの6穴バインダーが2種類ありました。
ベージュの型紙のようなタイプと、パール加工がされているキルト調デザインの少し大判のタイプです。
型紙のようなタイプは、リフィルがジャストサイズでインデックスリフィルは飛び出してしまいますが、大判のタイプはインデックスリフィルを挟んでも、カバーから出っ張ることもなく、きれいに収納できます。
バレットジャーナルをシステム手帳で運用するメリットまとめ
バレットジャーナルをシステム手帳化するメリットはたくさんあります。
ここでもう一度、bujoのシステム手帳化のメリットをおさらいしておきましょう!
- keyを可動式にできるから確認しやすい
- インデックス・ページ番号が不要になる
- カスタムコレクションをまとめて管理できる
- 必要なページだけ持ち歩くことも可能
- 引っ越し作業や書き直しがラク
- ログやコレクションの分冊・合冊も自由自在
- 好みの用紙・目的に合わせた用紙を選べる・使える
- 表紙を自由に変えられる
リフィルの差し替えができるシステム手帳だからこそのメリットがいっぱいです。
デメリットであげた、システム手帳本体・リフィル・インデックスリフィル・保存用バインダーについては、今や100円ショップでも入手可能なので、大きなデメリットにはなりません。
私自身もシステム手帳でバレットジャーナルを運用していますが、この先もノートは使わず、システム手帳で続けていく!と確信しているほど便利です。
バレットジャーナルの不便さを感じているなら、システム手帳化も検討してみてください。