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バレットジャーナル PR

バレットジャーナル初心者必見!基本セットアップと書き方

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バレットジャーナル(bujo)は、複数あるタスクや予定、思考などを記号と箇条書きを使って整理し、タスクの振り分けや優先順位をつけていく手帳術です。

バレットジャーナルは

  • やるべき事が複数あって、把握しきれていない
  • やるべき事の種類が多く、消化しきれない
  • 長期的なプランを立て、ものごとを計画的に進めたい

といった悩みを解決してくれます。

仕事・副業、家事・育児などどんな環境にいる人でも使いこなすことができ、毎日を効率よく過ごすことができる手帳術です。

この記事ではバレットジャーナルを始めてみたい!と思っている初心者さん向けに、

  • バレットジャーナルの構成紹介
  • 基本のセットアップ(key・インデックス・フューチャーログ・マンスリーログ・デイリーログ)
  • 毎日のバレットジャーナルの書き方
  • カスタムコレクションの種類と追加方法

についてご紹介していきます。

バレットジャーナルの構成

バレットジャーナルでは、手帳の中の各項目のことを「コレクション」と表現されています。

構成とは「各コレクション(項目)の並び順」のことで、思考ややるべきことを迅速に管理・把握するバレットジャーナルならではの並び順です。

基本の構成を知っておくと、どの部分にどのコレクションを入れていくのか、オリジナルのコレクションはどこに差し込むべきなのかもスムーズに決められます。

基本のコレクションは、keyとインデックス、そしてスケジュールを管理するフューチャーログ、マンスリーログ、デイリーログ(またはウィークリーログ)になります。

カスタムコレクションは、自分がまとめておきたい情報やリストを指しています。

バレットジャーナルの基本セットアップ

バレットジャーナルは、自分に必要なページを自由に作成して運用していく手帳術です。

とは言っても、最初に用意しておくページがあります。

バレットジャーナルを運用していく上での「土台」なので、これだけは作成しておきたいところです。

お気に入りのノートとペンを用意したら、さっそく基本のセットアップを作っていきましょう!

さやか

初めてのバレットジャーナルでは、A5サイズ&ドット入りのノートがおすすめです。

基本のセットアップとして準備するのは、5種類の項目です。

  1. keyを決める(記号)
  2. インデックス(目次ページ)
  3. フューチャーログを作る(年間の予定やタスクを書き込むページ)
  4. マンスリーログを作る(今月の予定やタスクを書きこむページ)
  5. デイリーログ/ウィークリーログを作る(毎日/週の予定やタスクを書くページ)

keyを決める

バレットジャーナルで最初にやることは、keyを決めることです。

keyは、「タスクや予定を分類して一目で把握するための記号」で、タスクや予定の先頭に記入します。

keyは、公式本で紹介されているものでなくてもOKです。

覚えやすく書きやすい記号があれば、オリジナルのkeyを使っていきましょう。

keyの例ですが、バレットジャーナル公式本では下記のように紹介されています。

key
  • 「・」タスク
  • 「✔」完了
  • 「>」移動したタスク
  • 「<」来月以降に移動したタスク
  • 「――」タスクの削除(文字の上に引く)
  • 「―」メモ
  • 「※」重要
  • 「〇」イベント
  • 「!」アイデア
  • 「?」調べる
  • 「/」人に任せる(自分の手を離れたタスク)

keyを決めたら、ノートの最初のページに記入しておくか、別紙に書き出していつでも確認できる位置に貼っておきましょう。

インデックスを作る(ページの住所)

次に必要になるのが、インデックスページです。

インデックスは、これから書き増やしていくページの目次となります。

3~4ページ分をインデックスページ用に確保しておきましょう。

インデックスの書き方は、下記のようになります。

ページの左寄りに縦線を記入して、左側にページ番号、右側にトピック名や内容を記入します。

こうしておくことで、どの内容がどこのページにあるのか分かりやすく、アクセスしやすくなりますよ。

フューチャーログを作る(月別予定表)

フューチャーログは予定されているイベントやタスクを記入するページです。

「バレットジャーナル版の、年間予定表」というと分かりやすいですね。

これから先の予定を書き込んで、半年~1年間を把握するのに役立つページになります。

フューチャーログは、ノートのページ数や書き込む量に合わせて見開き3ヵ月や4ヵ月、6ヵ月など、自由にスペースを使ってOKですが、初めてのバレットジャーナルの場合は、あらかじめ6ヵ月か12ヵ月分を作っておいたほうが安心です。

マンスリーログを作る(1ヵ月のタスクや予定を管理する)

マンスリーログは、1ヵ月の予定やタスクを書きだすページで見開き1ページを使用します。

左側のページにカレンダーを作り、左側はタスクや予定を箇条書きするスペースです。

バレットジャーナルの公式本では縦型カレンダーが紹介されていますが、見慣れているボックス型カレンダーでも大丈夫です。

自分の好みのタイプを使いましょう。

デイリーログ / ウイークリーログを作る

日々のタスクや予定、アイデアなどを書き込むためのデイリーログまたはウィークリーログを作ります。

毎日のタスクが数種類ある人は、書き込みが多くなる可能性を考えて「デイリーログ」、週ごとにタスクや予定を把握しておきたい人は「ウィークリーログ」がおすすめです。

デイリーログは1日1ページを使用しても、1/2ページを使ってもOKです。

毎日ページを書き足すことで、自分のタスクや予定の量に合わせてスペースを確保できます。

バレットジャーナルの進め方

バレットジャーナルでは、1ヵ月ごとに新しいマンスリーログとデイリーログ(またはウィークリーログ)を書き足していきます。

新しいマンスリーログとデイリーログを用意したら、以下の4つの手順でタスクを管理しましょう。

  1. フューチャーログに書いておいた、今月のタスクをマンスリーログへ書き込む
  2. 新規の予定やタスクもマンスリーログに書き込む
  3. 1ヵ月の予定やタスクを把握する
  4. デイリーログやウィークリーログに日々のタスクを振り分ける

フューチャーログからタスクを書き移し、新規の予定やタスクをマンスリー&デイリーに落とし込んでいきます。

バレットジャーナルの毎日の書き方

毎日のバレットジャーナルの書き込みは、「ラピッドロギング」を使って記入します。

ラピッドロギングは思考を効率よく整理できる記述方法で、文頭に記号を記入して右側に内容を箇条書きにするだけ

ラピッドロギングを使うことで、やるべき事や予定などをすぐに記入でき、手帳を開いたときにはすぐに内容を把握することがでるようになります。

毎日、タスクやイベント(予定)、メモをしておきたいことなどを記号と箇条書きで記入します。

key(記号)はセットアップで決めたものを使用しましょう。

ここでは、公式本で紹介されているkeyを使って記入方法をご紹介していきます。

まず、keyを確認してみましょう。

デイリーページ例

ラピッドロギングを使ってデイリーページにタスクやイベント(予定)を記入すると、このようになります。

keyとタスクを記入しました。

月謝の支払いは、重要なタスクとして「Ж」マークを、面談はイベントとして「〇」の記号をそれぞれ先頭に追加して分かりやすく記入してあります。

メモは先頭に「ー」マークを記入し、ひとめでメモだということが分かるようになっています。

一日が終わったら、デイリーページは下記のように変化します。

それぞれのタスクが完了したら、「・」の上に完了を意味する「×」を記入していきましょう。

タスクのキャンセルや移動

次に、タスクのキャンセルや移動をした例です。

3日に記入してある「買い物 薬局」のタスクに「>」マークが入っています。

これは「予定を移動した」という意味のkeyで、近日にタスクを移動した場合に記入します。

4日の「案件B画像選定」というタスクも、近日に移動したので「」マークが入っていますね。

近日ではなく、数週間先や数カ月先へタスクを移動する場合は「」マークを入れ、フューチャーログにタスクを記入します。

4日の「旗当番」のタスクがキャンセルになりました。

予定がキャンセルになったり、予定していたタスクの必要がなくなった場合には「━」でタスクの消し込みをします。

カスタムコレクションの追加

基本のセットアップが作れたら、自分に必要な項目(カスタムコレクション)を追加していきます。

カスタムコレクションは、基本的になにを作ってもOKです。

下の画像のように、各月の間にカスタムコレクションを作る、もしくはデイリーの間に作成してもOKです。

自分に必要なコレクションを作って、思考の整理やログをつづっていきましょう。

カスタムコレクションを作成したら、いつでも開けるようインデックスにページ番号を記入しておきます。

初めてのバレットジャーナルでは「どんなことをコレクションにすればいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。

おすすめのカスタムコレクションをご紹介していきます。

カスタムコレクションの種類
  • 習慣トラッカー
  • 体調睡眠ログ(体調や体温・睡眠時間などを記録)
  • 読書リスト(読みたい本・読んだ本の記録)
  • WISH LIST(叶えたいことを書き出す)
  • 欲しい物リスト
  • トラベルリスト(行きたい場所のリスト・行った場所の記録)
  • コーピングリスト(ストレス解消方法リスト)
  • 理想の一日の過ごし方
  • インクリスト/ペンのリスト

カスタムコレクションはたくさんの種類がありますし、まとめたい事を自由にコレクションしてOKです。

バレットジャーナル基本セットアップと書き方まとめ

バレットジャーナルは1冊のノートとペンがあれば始められる手帳で、いつからでも始めることができます。

「ラピッドロギング」という箇条書きの記述方法で、日々のタスク・予定・思考を整理できる手帳術です。

年間の予定や目標を書き出して、「するべきことを可視化⇒タスクを各月日に振り分ける」ことで、生産性を上げることができます。

フューチャーログ・マンスリーログ・デイリーログ(またはウィークリーログ)で段階的にタスクを管理できるので、消化するべきタスクの進みぐあいの把握、目標までのタスクの振り分け、マルチタスクも管理しやすくなります。

用意する項目は6種類です。

  1. key(記号)
  2. インデックスページ(目次ページ)
  3. フューチャーログ(年間ページ)
  4. マンスリーログ(月間ページ)
  5. デイリーログ/ウィークリーログ(1日ごとのページ/週間のページ)
  6. 必要なカスタムコレクションの追加

既製品の手帳が使いずらい、もっと自由に自分好みの手帳を使いたいと感じている方や、タスクを効率的に消化したい、思考を整理したいという方は、ぜひバレットジャーナルにチャレンジしてみましょう。